原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で2018〜19年に放送された『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。『六本木クラス』(2022年)の制作陣が韓国のスタジオ「SLL」と再タッグを組んだ日韓共同プロジェクトとなる。
優雅なたたずまいとは裏腹に、燃えたぎる野心、そして誰にも言えない“秘密”を抱えた美しきセレブ妻たちが夫の出世、子どもの受験でも頂点を極めようと戦うドロ沼マウントバトル・ミステリー。
第1話では、セレブが集まる高級住宅街「スカイキャッスル」に暮らす冴島香織(戸田菜穂)の息子・遥人(大西利空)が、超難関の帝都医大付属高校に合格したところから物語が始まる。受験を翌年に控えた我が子を同校に入れようと躍起になるスカイキャッスルのセレブ妻――浅見紗英(松下)、二階堂杏子(比嘉)、夏目美咲(高橋)は、お世辞にも成績優秀とは言えなかった遥人の逆転合格に騒然。何が何でも合格の秘訣を聞きだそうと食い下がる紗英、杏子、美咲に根負けし、香織は“受験コーディネーター”の存在を明かす。
受験コーディネーターに会えるのは、ごく限られたVIPのみが参加できる“秘密の教育セミナー”だけ。香織から招待チケットをもらった紗英は、合格率100%を誇るコーディネーター・九条彩香(小雪)との契約をもぎ取るのだった。
そんな中、唐突に香織が自殺してしまう。不穏な空気が漂うスカイキャッスルに、成績優秀な息子をもつ新たな住民・南沢泉(木村)が引っ越してくる。泉が見つけたタブレットには、遥人の日記があり、それを読んだ紗英は驚がく。香織を追い詰めたのは、人格をも踏みにじって受験勉強を強要した両親への憎悪の念が書き殴られた、この日記だった…。
ドラマ中盤からの衝撃展開にSNSでは「初回で退場、天国と地獄すぎる」「えぇぇぇどうしてぇぇ」「何があったんだろ…」「まさかの1話で退場…!?」「一話からこれは不穏すぎる」などの声が寄せられたほか「小雪さんの『一応』的なせりふの真相が自殺につながってるのかな」「松下奈緒が何か仕組んだ?」など、考察も広がっている。