フジテレビは12日、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子役を長年務めたTARAKOさんの後任は菊池こころに決まったことを発表した。これを受け、『ちびまる子ちゃん』出演声優たちが自身のXを更新し、ファンへ理解を求めた。
複数回にわたるオーディションを経て抜てきされた菊池は「TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです」とコメント。
これまで『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京)のうちはサラダ役や、『ワンピース』(フジテレビ系)のトコ役など、多くのキャラクターを務めており実績は十分。2018年8月12日に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻では、“お花ちゃん”という役で『ちびまる子ちゃん』にも出演したこともあり、番組との縁もある。
前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎ、菊池の務める“まる子”は、今月21日から放送開始となる。
これを受け、『ちびまる子ちゃん』たまちゃん役の渡辺菜生子は、Xにて「いろいろなご感想はある事と思いますが、長く優しい目で笑、見守って頂けたらと思います。私達も更に気合いを入れます」とし、「ARAが育てたまる子を、引き継いだこころちゃんを、今度はしっかり支えて、私達も頑張ります」と意気込み。
おばあちゃん役の佐々木優子も「みんなで守ってあげてくださいね TARAちゃんもきっと願っていると思います」と伝えている。