『さよならマエストロ』最終回でタイトル回収 “響”芦田愛菜らが笑顔の別れ 視聴者「感動」

『さよならマエストロ』最終回でタイトル回収 “響”芦田愛菜らが笑顔の別れ 視聴者「感動」

日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』の場面カット(C)TBS

(ORICON NEWS)

 俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(毎週日曜 後9:00)の最終回が17日に放送され、俊平(西島秀俊)と晴見フィルの物語がフィナーレを迎えた。

 最終回は、音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けした2人の様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとする。

 一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。 その折、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた。響と和解したことを伝える俊平。そこで正直な気持ちを伝える…

 その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…というストーリーだった。

 今後の選択に頭を悩ませる俊平。そんな中、晴見フィルは最終公演前に“ある決断”を下す。団長の古谷は、俊平へ「夏目さんがいなくても本番は僕たちだけでやります。これは晴見フィルの総意です。マエストロ、あなたをクビにします。うちのオケにはあなたは少し立派すぎるんです。マエストロは世界に羽ばたいて下さい。僕らは何とか背中を追いかけますから…」。俊平の後を継ぐ指揮台には、天音(當真あみ)が立ち、堂々とオケを率いた。

 さらに“最強のコンマス”として晴見フィルに響が加入することも明らかに。最後の演奏で俊平はこれまでの思い出を振り返り、仲間たちに背中を押されて“オオカミ”の口に飛び込んでいった。

 ラストは、そんな俊平に響らが「さよなら、マエストロ!」と見送るシーンで幕を閉じた。視聴者からは「感動した」「いい最終回だった」「納得のラスト」「ドイツ編も見てみたいな〜」「楽しい3ヶ月でした」「最後の演奏シーンに鳥肌が立ちました。最高です!」「号泣です!!」などの声が寄せられている。

 本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。

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