「VIVANT」考察、大的中!“ラスボス”は橋爪功がサプライズ登場 奇しくも82歳の誕生日

「VIVANT」考察、大的中!“ラスボス”は橋爪功がサプライズ登場 奇しくも82歳の誕生日

日曜劇場「VIVANT」第10話。乃木一家を見捨てる決断を下したのは…上原上官(橋爪功)だった(C)TBS

(スポニチアネックス)

 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送された。役所広司演じるノゴーン・ベキが“復讐”する相手として、最後の最後に俳優・橋爪功(82)が突然登場。ネット上で“考察”されていた通り、同ドラマ監督・福澤克雄氏が手掛けた作品の“常連”俳優がサプライズ登場した形となった。

 <以下ネタバレ有り>

 最終回直前の第9話では、憂助が生まれる前から生き別れるまでの、ベキの人生にフォーカス。憂助の母で妻・明美(高梨臨)と結婚し、公安の任務のため、表向きは農業使節団としてバルカ共和国に赴任した経緯などが描かれた。

 危険を伴う諜報員の任務の中で、憂助が誕生し、希望に満ちあふれた生活を送っていた乃木一家。そんな中、武装勢力の動きが活発化し、乃木家も襲撃される。ベキは公安に助けを求め、救助ヘリとの待ち合わせ場所に向かうも、あと一歩のところでなぜか公安のヘリは迂回。乃木一家は武装組織に捕らえられ、幼き憂助は人身売買組織に売られ、ベキと明美は組織によって牢屋に閉じ込められる…という壮絶な半生が映し出された。

 牢屋の中で命を落とす明美。明美が亡くなる直前、ベキにかけた最期の言葉が「私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない。復讐して、復讐して」という、心からの叫びだった。

 だが第9話で、ベキは「日本が最終目的というのは誤解」として「私が祖国を狙うわけがない」と断言している。

 しかし第10話で、明美の「復讐して」の願いをかなえるため、やはり日本を標的としてたことが明かされた。

 ここまで登場した人物の中に、現在68歳のベキとともに働いていた該当者はおらず、ネット上では「新たな人物が登場するのでは」という考察が上がっていた。さらに、ドラマ公式サイトに表示されている登場人物一覧に1カ所、不自然な空欄があり、「ここに絶対誰か入る」と話題を呼んでいた。

 考察通り、ベキを裏切る選択を下した「上原上官」役として、橋爪がサプライズ登場。橋爪はTBSの2夜連続ドラマ「LEADERS」、映画「七つの会議」で福澤監督とタッグを組んでおり、福澤監督作品ファン待望の展開となった。橋爪は、奇しくもこの日が82歳の誕生日だった。

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