<以下ネタバレ有り>
10日に第9話が79分拡大版で放送され、主人公・乃木憂助(堺)の幼少期と、乃木の父ノゴーン・ベキ(役所広司)による組織「テント」の詳細が明らかとなった。最後は乃木に“裏切り”の容疑がかけられる…という衝撃のラストを迎え、先の読めない展開のまま、17日についに最終回を迎えた。
第9話の最後に父・ベキが刀を振り下ろしており、乃木の生死の行方に注目が集まっていた。ベキが斬ったのは乃木ではなく、乃木を縛っていた縄だった。ベキは乃木が撃った4人の別班が生きていたこと、乃木が手に持ったものの重さを把握できる能力を知ったことで黒須への発砲をわざと外したことでテントの任務による潜入だと気付いた。
乃木が決して仲間を裏切らない人物だと知り、黒須はどんな拷問にも決して口を割らなかった。そういった行動がベキにとって「生かす価値」のある人物になった。この決断にノコル(二宮和也)が反対するも、「息子に命を奪われるなら本望だ」と意に介さなかった。
そして、フローライト(蛍石)の採掘により潤沢な資金を継続して得たいテント。潤沢な資金を得ることでテントがテロ行を行わなくなり、日本に危機が及ばないと考える乃木。お互いに利害が一致したことで、テントの情報をバルカ政府に漏らした人物を探し出すため共闘することになった。
さらに、序盤で敵対していたバルカ警察、テントを追っていた公安とも手を組む展開となると、ネットでは「まさか別班がテントと共闘するなんてw」「来た!!共闘だ」「なにこれ熱い展開すぎない??」「こう来たか!!」「敵が共闘する熱い展開が好き」「父子共闘戦線胸熱」「最終回で共闘からの全員集合は熱すぎる」「別班とテントが手を組むだけで胸熱展開なのに、野崎さんドラム、チンギスが合流とか最高過ぎる」といったコメントが寄せられた。
しかし、これで終わらないのが福澤作品。見事に視聴者、考察班を裏切る大どんでん返しが用意されていた。