俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送された。最終回も世界トレンド1位になるなど最後まで圧巻のストーリーと映像で視聴者を“裏切り続けた”「VIVANT」が衝撃の完結を迎えた。
最終回も開始直後から乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。事実を知って激昂するノコル(二宮和也)。優秀過ぎる別班の黒須(松坂桃李)、裏切りのゴビ(馬場徹)…と目まぐるしい展開で圧倒。ついに「敵か味方か、味方か敵か」「過酷な運命を乗り越えた親子」「40年の時を超えた宿命の物語」。ラスト15分…ベキは愛する妻の死に対する復讐を忘れていなかった。「私の中で消えることはない!」「母さんの最後の願いをかなえる」、そして――。言葉を失う“大どんでん返し”な結末を迎えた。
前日、脚本家の三谷幸喜氏が同局系「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)の生放送に出演。最終回についてプロの視線”から「VIVANTは『日曜劇場』である」という考察を披露。「日曜劇場はすごい歴史があるじゃないですか、昔石井ふく子さんがプロデューサーやってらした。基本はホームドラマだと思うんです。家族の話」と説明し、「だから絶対最終回は家族がテーマになるような気がするし、誰かと誰かが兄弟だったっていうのが明らかになる」と予想を語っていた。
この日最終回を見た視聴者からも「三谷幸喜さんが言ってた通り、日曜日劇場は『家族のドラマ』何か、スターウォーズを思い出したな」「三谷幸喜の言う通り日曜劇場 そして壮大なるホームドラマだった、、」「まるっきり当たってたな。さすがだわ三谷さん」「VIVANTは日曜劇場←三谷さんの考察通り!」「本質をついていた」と、三谷氏の考察について驚きの声が多く上がっていた。