「24時間で最も多く演奏したバンド」ギネス記録を持つ「スターダスト☆レビュー」が59曲、6時間のステージを完走

「24時間で最も多く演奏したバンド」ギネス記録を持つ「スターダスト☆レビュー」が59曲、6時間のステージを完走

6時間に及ぶマラソンライブで熱唱するスターダスト☆レビューの根本要

(中日スポーツ)

 ロックバンド「スターダスト☆レビュー」が4日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで、デビュー40周年記念ライブ「東西合わせて108曲 煩悩ライブ」を行った。

 11日の大阪城ホール公演を合わせ2公演で全108曲を披露する、延べ12時間のマラソンライブ。ボーカル&ギターの根本要(65)ら4人のメンバーは、ファン1万人の声援の中、アンコール1曲を含め全59曲、6時間に及ぶステージを無事完走。次の大阪公演につなげた。

 ライブは午後1時に開演。40年の集大成となるステージの1曲目は2009年のアルバムに収録した「僕らの本能」だった。根本は「きょうは俺たちと一緒に40周年を楽しんでいって!」と総立ちになったファンに呼び掛けた。

 根本をはじめ、ベースの柿沼清史(64)、ドラムの寺田正美(62)、パーカッションの林“VOH”紀勝(62)がメンバーのバンドは、1981年にデビューした。デビュー20周年の2001年には静岡県で記念ライブ「つま恋100曲ライブ」を実施。「24時間で最も多く演奏したバンド」としてギネス世界記録にも認定された。

 つま恋ライブから20年。メンバーの平均年齢は63歳になった。2018年には根本が脳血栓で緊急入院したことも。腰痛も抱え、今回のマラソンライブは、メンバーそれぞれが“老い”を自覚して臨んだ挑戦だった。

 58曲の演奏時間だけで5時間以上になることから、曲間のトークは「1回3分」に限定された。根本は「俺たちは好きでやってるけど、聴かされる方はたまったもんじゃないと思う。自由に休憩して、好きなように楽しんでくれ!」とファンへの気遣いを見せた。

 ほかに「木蘭の涙」「今夜だけきっと」などの代表曲の演奏を交えて、懐かしいライブ映像も紹介し40年の足跡を振り返った。中盤で30分の休憩を挟んで午後7時30分に終演。ラストまで衰えない歌と演奏を披露した根本は「みんなよく頑張ったね! ありがとう! スタレビは幸せです!」と最後まで伴走してくれたファンに感謝の気持ちを伝えた。

◆スターダスト☆レビュー 埼玉出身のメンバーが1979年に結成し、81年にアルバム「STARDUST REVUE」でメジャデビュー。カルピスのCMソングに起用された「夢伝説」(84年)をはじめ「今夜だけきっと」「木蘭の涙」などヒット曲がある。これまでにリリースしたアルバムは44枚。ライブバンドとして根強い人気を集め、近年も年間80公演を越えるステージを展開している。コンサート回数は通算2600回を越えた。

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