女優の川口春奈が主演を務めるフジテレビ系「silent」(木曜・後10時)の第7話が17日に放送され、俳優の安井順平(48)が出演して話題になっている。
安井はこの日の放送で初めて登場。主人公・青羽紬(川口春奈)の高校時代の恋人、佐倉想(目黒蓮)の職場の担当者役を演じた。耳の聞こえない想に「あのさ、いつからって言ったっけ?耳悪くなったの」と質問。18歳だと知ると「そういう場合ってさ、しゃべれないもんなの?全然、いいんだけどね」と悪気なく質問してしまう…というシーンだった。
安井は元お笑い芸人という異色のキャリアながら、2014年の「読売演劇大賞」で優秀男優賞を受賞し、近年では「極主夫道」(日本テレビ系、20年)、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21年)など話題作に続々と起用されている名バイプレイヤー。今年もNHK朝ドラ「ちむどんどん」で信用金庫の坂田学役や、現在放送中のフジテレビ系「エルピス」にも出演し、12年前の事件の捜査に関わった刑事・平川勉役を演じている。
「silent」の村瀬健プロデューサーは、17日に自身のツイッターで安井を紹介し「想(目黒蓮)が校閲の仕事をしている会社の担当者を演じた安井順平さん、僕が最も信頼を置いている役者さんの一人です。短いシーンだけどこの作品にとって非常に重要な役を演じて下さり本当にありがとうございます」と感謝していた。