平井は「私、壊滅的な音痴なんですけど、音痴で困ることもあって。今、子育てをしていて、昔娘に“ママチューリップの歌歌って”って言われて、童謡だから行けるかなあと思って歌ったら“ママそれなんの歌?”って言われて。私の汚い音を、無垢な耳に入れたらダメだなと思って、それから歌ってって言われたらちゃんとした音源を聴かせるようにしている」と語った。
「音痴って直りますか?」と聞かれたGACKTは「音痴って直らないですよね」とバッサリ。さらに「音の感覚って7歳までに教育されたものなんで」と説明。「すごいきつい言い方をすると、音痴な人は家庭環境が悪かったですね。7つまでに親がしっかり子どもに音楽を聴かせる環境を整えていれば、音痴じゃなくなるはずなんですよ。7つまでに音楽を聴かせる環境がない中で、いきなり大人になってから音痴を直すっていうのは無理がある」と言った。
また、モノマネをして歌うとうまく歌えるという意見に対し「声色って後天的な知識でマネできるんですよ。音程って幼少期に培ったものなんです。声色をマネする人はいっぱいいるんですけど、歌って上手くなれないんですよ」と力説。「世の中の売れているミュージシャンで、音程はずれている人いっぱいいるんですよ。一番のポイントは、音程が取れるからいい歌手じゃないんですよ。音程を超えた良いメッセージを届けてくれる人はいっぱいいるんですよ。特に日本という国は、歌詞に重きを置いているので、歌詞と声色で」と語った。
平井は「音痴の一般人には関係ない…。でも、届けられる?」と聞くと「子どもに届けるのに一番大事なのは絵だと思うんですよね。絵をどこまで音で届けられるか…」と歌詞から絵を届けようとすることが大事」とし、自ら熱唱。MCの「千鳥」大悟も「こういう時に、ちゃんと逃げずにクっといれるのがすごい」とうなずいていた。