「連載終わる前に27歳になったコボちゃん描きたい」、作者の植田まさしさんとファンミーティング

「連載終わる前に27歳になったコボちゃん描きたい」、作者の植田まさしさんとファンミーティング

「コボちゃんファンミーティング」で、贈られた記念品を手にする植田まさしさん(22日午後、東京都千代田区で)=橘薫撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 読売新聞朝刊社会面の4コマ漫画「コボちゃん」の連載40周年を記念し、東京・大手町の読売新聞ビルで22日、作者の植田まさしさん(74)を招いてファンミーティングが開かれた。

 植田さんは、幼い頃から「コボちゃん」のファンだという漫画家・エッセイストの能町みね子さんと対談。漫画家になったきっかけや、日々のアイデアの源泉などを披露した。コロナ禍の影響で「マスクで表情が描けない」ことや、「世の中の規律が強くなっていて、笑い飛ばすより共感させる方が良いのかも」などと試行錯誤が続く制作の苦労も打ち明けた。

 今後の展開に関する読者の質問には「連載が終わる前に大人になったコボちゃんを描きたい。27歳と決めているんです」と語った。会場では、山口寿一・読売新聞グループ本社社長から、植田さんに感謝状と記念品が贈られた。

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