『おはスタ』に出演していた頃のアイクぬわら(本人のInstagramより)
テレビ東京の子ども向け生放送テレビ番組『おはスタ』が4月1日から大幅リニューアルすることが発表された。
「番組開始時から“おはガール”と呼ばれる女性アシスタントがいたのですが、今春のリニューアルで事実上廃止。子役タレントによる“おはキッズ”が復活することになりました。新しいおはキッズは男の子3人、女の子2人という構成です」(テレビ誌編集者)
アイクぬわらとハライチ岩井の影響か
改編機にリニューアルする番組は珍しくないが、“おはガール”の廃止に、SNS上では勘繰る声も。
《おはスタ4月からおはガール廃止? 色々ありましたからねぇ芸人はVTR出演て》
同番組に出演していたお笑い芸人のアイクぬわらが、『文春オンライン』の取材で共演者のおはガールを自宅に連れ込んでいたことが発覚。それが問題視され、番組から卒業したと報じられた。
「『文春オンライン』の取材に対し、“悩みを聞くためにランチをするために自宅に招いた”と、自宅に連れ込んだことは認めています。18歳未満の未成年者を連れ回すのは未成年者略取及び誘拐罪に問われる可能性がありますからね。番組から卒業させられて当然でしょう」(制作会社関係者)
またおはガール時代に知り合った奥森皐月と、18差婚をしたハライチ岩井勇気の件も関係あるのでは? との声も。
《アイク(ぬわら)もあれだけど、やっぱ(ハライチ)岩井のが決定的に気持ち悪いでしょ。親目線からしたら》
これまでスタジオでおはガールたちとともに出演していた芸人たちのほとんどが、3月いっぱいで生放送を卒業。4月からは、テレビ東京のアナウンサー5人が曜日ごとに出演するという。
「岩井さんも奥森さんと交際を開始したのは18歳を超えてからですが、彼女がまだ未成年だった頃からプライベートで会っていたことを認めていますからね。『おはスタ』側としても、未成年の出演者と共演芸人が仲良くなりすぎるのを危惧して当然でしょう」(同・制作会社関係者)
一方、今回のリニューアルは「時代の変化に合わせたものでは」と前出のテレビ誌編集者は指摘する。
「世界では特定のグループに対して差別的な意味や誤解を含まぬよう、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすることを指すポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)が広まりつつあります。日本では番組のアシスタント=若い女性というのが定着していましたが、それも少しずつ変わり始めています。アイクさんの件も多少影響はあるとは思いますが、ポリコレの観点で“おはガール”を廃止したのではないでしょうか」
さまざまな理由で大幅リニューアルをすることになった『おはスタ』だが、出演する若い女性タレントの親や所属事務所としてはホッとしていることだろう。