「舞台ハリポタ」で観劇マナーを喚起「毎回必ずスマホ見る人いる」と苦情多数…劇場側から呼びかける動き

「舞台ハリポタ」で観劇マナーを喚起「毎回必ずスマホ見る人いる」と苦情多数…劇場側から呼びかける動き

「ハリー・ポッターと呪いの子」初日に舞台上で笑顔を見せる(左から)藤原竜也、石丸幹二、向井理

(スポーツ報知)

 俳優の藤原竜也、石丸幹二、向井理がトリプルキャストで主演を務める舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(東京・TBS赤坂ACTシアター)の公式ツイッターが19日に更新され、観劇マナーについて注意喚起した。同舞台に限らず、観客席でのマナーを呼びかける動きが全国で広がっている。

 上記のツイッターでは「上演中のマナーについてのお願い」というタイトルで更新され「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の上演中は、携帯電話の電源を切り、光を発する電子機器のご使用は控えてください。また、録音・録画は固くお断りしております。マナーを守ってご観劇いただきますよう、ご協力お願いいたします」と説明。決まりを守らないファンがいたとみられ、この投稿には「毎回必ずスマホ見る人いる」「当たり前のマナーだと思うけど、このように、お願いを発信するってことは、守らない人がいるってことですね、残念」など苦情が多く寄せられた。

 また今年9月には、人気舞台「鬼滅の刃 其ノ参 無限夢列車」での観劇マナーも問題視された。ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズなどに出演する俳優の田村心が、9月14日に自身のブログで「上演中に自分の斜め右後ろで体感10分に1回くらいのペースで4〜5回アラームを鳴らし続けた恐らく関係者なに?」とその時の様子をつづり、マナーを守らない関係者がいたことを報告。ストレスを感じながら観劇し「ずっと楽しみにしていた分、作品が良すぎた分、悔しくて、許せなくて、耳の周りが熱くなるほどの憤りを感じました」と悔しさをあらわにしていた。

 また、アニメ「テニスの王子様」の手塚国光役などで知られる声優の置鮎龍太郎も9月にツイッターで、舞台名を伏せながら「関係者席らしきエリアで携帯電話を鳴らす人(2時間のうちに7〜8回)、スマホを煌々と光らせる人、どういうつもりなんだろ?」と疑問を投げかけたことも話題になった。

 一方、劇場側からマナーを呼びかける動きも広がっている。「ヘアスプレー」など人気ミュージカルなどを数多く上演している福岡の「博多座」は、今年4月に公式ツイッターで「前のめり」の姿勢を注意喚起。「前のめりでのご観劇が後方の視界をどれくらい遮るか、動画で検証してみました」という約40秒の動画をアップし「前のめりは後ろの席のお客様の視界を想像以上に遮ります」と、背もたれに背中をつけての観劇を推奨。「後列にお子様がいらっしゃる場合は特にご配慮くださいませ」と呼びかけた。

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