6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では、北朝鮮のICBM発射に対して、米国と中国の担当高官が対応を協議したことについて伝えた。
これに対して、出演した外交ジャーナリストの手嶋龍一氏は「一番問題なのは、ウクライナ戦争において、アメリカの対応が北朝鮮のような強権国家に誤ったシグナルを送っている」と指摘した。
さらに「核さえ持っていれば、体制は万全だということになりかねないですよね。従って、北朝鮮は常にアメリカと堂々とテーブルを挟んで交渉をする。そのことによって、政権の威信を(誇示する)ということなんです」と解説。「アメリカがどれほど毅然とした態度を取っていないのか。弱くなっているのかということを伺わせている」と言及した。
司会の宮根誠司は「バイデン大統領の弱腰というふうに見えるということですか?」と聞くと、手嶋氏は「その通りですね」とうなずいた。