小池百合子東京都知事、アンドリュー・パーソンズIPC会長と同席した3人は有観客の会場の熱気を間近で体感。香取は「パラリンピックをひとりでも多くの方に知っていただきたく活動をしていますが、東京が終わって1年、東京で行われた大会が終わって、少し静かになったパラスポーツを感じていましたが、1周年でこんなに大きなイベントができ、これからもっとパラスポーツを愛する方が増えてくれたらいいな」と手応えを明かす。
草なぎも「久しぶりにこんなにたくさんの方が集まる場所に来られて、人の熱気とか久しぶりに感じた」としみじみ。「本当にパラスポーツの魅力、力を感じました。これから、新しい一歩が始まった気もします。たくさんの方に魅力が伝われば。これからも力になれることがあれば頑張っていきたいです」と掲げた。
稲垣は「最高の時間でした」と笑顔を見せ「今まで制限された中、今回は有観客。今回のイベントも成功したと思いますし会場の一体感をみていて、選手たちのプレイを興奮しながら観て、スポーツも、僕らのエンターテイメントも発信する側と受け止めてくれる側がいて、完成すると改めて実感しました」と思いを吐露。「僕らは親善大使として応援させていただいていますが、2年後にはパリ大会も控えていますので僕らもできることを考えながら、最高に楽しいパラスポーツをもっと多くの方に広めていけたら」と気持ちを新たにした。
小池都知事は「これからも(パラスポーツが)もっともっと盛んになり、そのことが共生社会を一歩前に進めることになる。これからもパラスポーツを進めていくという意識をみなさんと共有できてよかったです」と充実の表情。パーソンズ会長も「閉会式で終わるのではなくパラリンピック大会の精神は引き続き日本、東京を変え続け、共生社会に近づいていく意味がある」と力を込めていた。
イベントでは車いすバスケットボールの会場にもなった同所での記念セレモニーに3人が出席したほか、車いすバスケットボールのエキシビションマッチも実施。またエンディングでは「雨あがりのステップ」を歌唱した。