叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
11月7日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《夫とレス。一人で悩んでいる》という相談を紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。
お便りの内容は、以下の通り。
《最近性の悩みがあり、誰にも打ち明けできずにいるのでお二人のご意見をお聞きしたくご相談させていただきました》
《私は一つ年上の29歳の夫と1歳の子どもがいます。夫婦の仲はとても良いのですが、レスで悩んでいます。夫はここ数年で性欲がほぼなくなったらしく、性で悩んだりすることがなくなったと喜んでいます》
《困っているのは私に性欲がまだあることです。一人での行為では満足できないので、ツラいです。「夫にあなたがしてくれないなら他の人とさせてほしい。合意してもらえる知り合いか、女性用風俗とか」とお願いすると、「なんとなくイヤだ、してほしくない」と言われました》
《じゃあ、私はどうすればいいの? と泣いてしまったのですが、それでも「かわいそうだけど性欲は一人でなんとかするか我慢するしかないと思う」と言われました》
《「俺は家族3人で仲良く暮らすだけで楽しい。同じじゃないの?」とも言われました。私はもちろん仲良く暮らせて楽しいけど、性に関しては本当にそうなの? 世の中の同じような状況の夫婦って、本当に我慢してうまくやっているの? と疑問に思います》
《お二人は夫の意見についてどう思いますか?》
これについてまず叶姉妹の二人は、以下のような疑問を口にした。
「ご主人は本当に性欲がなくなって、外では浮気されたりとかはしていないんですかね?」(美香さん)
「と、いうことを(相談者は)考えの中に入れてらっしゃらない」(恭子さん)
「そうですよね。ご主人が言うことを100%聞いていて、なんの疑問もない様子ですもんね」(美香さん)
相談者が家庭の外で行為に及ぶことを「なんとなくイヤだ」と却下した夫の発言については、反対に「なんとなくいいよ」とも変換できるのではないかと恭子さんは語る。
「なんとなくイヤだ。ていうことは反対を言うと、なんとなく別にやっていいよっていうこともあるんじゃないの? 『なんとなく』が、とてもキーポイントな言葉」(恭子さん)
「ですよね。『なんとなくいいよ』という風にも聞こえなくもないので……」(美香さん)
こうした夫の発言からして、「レスになったのは何か理由があるのではないか」と恭子さんは推測する。
「だからね、そこがやっぱり浮気をしてらっしゃる、もしくは風俗へ行ってらっしゃる……何かしら、そういう風な『したくなくなった理由』が何かある(かもしれない)」
「あと、この方(相談者)は不思議にも、夫が急に性欲がなくなったことをとても自然と捉えてらっしゃるから、反対にそこの方がちょっと不思議だなって……」
「相談者はどうしたらいいのか」について考える恭子さん。意外な角度からのアドバイスを送る。
「でも、どうしたらいいかっていうのは、私もそんなに相談者さんのお家の近くに女性用風俗があるのかどうかは知らないんですが。そうやって呼ぶんであれば一度トライしてみるとか。そういうことになるのは悪くはないと思いますが、そういうのってある意味では違う方面から、性病ですとかいろんなことを考えなきゃいけない」
「あとそれは、相談者の方に限ってではなくて、ご主人からもそれ(性病などのリスク)がもし浮気や風俗だったとしたならば、やっぱりそういうのってなくはないでしょうから」
美香さんも恭子さんと同様に、「気持ちが抑えられないのであれば、自身が考える方向へ進んでいっても良いのではないか」と相談者の背中を押すようなコメントで意見をまとめた。
「私的には、なんとなくイヤだというのであれば、もしかしたらなんとなくいいかもしれないからその方向性のことも考えたりしても良いのかなと思ったりするのですが……」(美香さん)
「そうだと思いますよ。少なくとも隠れてしてるわけじゃないから、一応そういう話の場を持ったわけですから。もしそれが発覚しても『だって、あなた“なんとなく”って言ったじゃない』って言えますから」(恭子さん)
「そういうことになりますよね。なので、客観的に私だったらこう思うっていうのが、さっきの『なんとなく』っていうのがとても引っかかるので、その方向性で、どうしてもそういう気持ちが抑えられないのであれば、進めていかれるのをオープンにされてもいいのかなと思ったりします」(美香さん)
最後には思わずクスッと笑ってしまう二人のこんなやり取りで回答が締めくくられた。
「それとあとやっぱり気になるのは、女性用風俗ね。(これは)何にあたるのかっていうことですよね。お店によっては、何回通えば肉体関係を持っていいっていうところもあるんでしょうね、きっと」(恭子さん)
「奥深いですよね」(美香さん)
「奥深くないと思うよ。全然」(恭子さん)