NHK大河ドラマ「光る君へ」は5日、次週予告が放送され、道兼(玉置玲央)にだまされて出家することになってしまった花山院(本郷奏多)の姿が。藤原伊周(三浦翔平)が追い落とされるきっかけとなる長徳の変が描かれるようだ。
5日に放送された「光る君へ」では、道隆(井浦新)亡き後の関白に道兼が就くも、すでに道兼は疫病に冒されており、あっという間に亡くなってしまう。その後の関白について、一条天皇は道隆の長男・伊周にしようと考えるも、母・詮子(吉田羊)は道長(柄本佑)を関白にするよう必死に訴え。一条天皇は伊周に決めていると伝えるも、結果的に道長を内覧・右大臣の座につける。道長に位を越された伊周は怒りを抑えきれず、定子(高畑充希)へ「早く皇子を生め!」などと当たり散らすようになる…。
そして次回12日放送は「放たれた矢」。女に裏切られたと落ち込む伊周を、弟の隆家(竜星涼)が強引に女の家に連れて行く。予告映像では隆家が弓を引き、それを見た伊周が「よせ!」と制しているシーン、矢が目の前を通り「うわあ!」とのけぞる花山院の姿もあった。
これは史実では長徳の変と呼ばれているもので、伊周と花山院は姉妹の女性それぞれの所に通っていたことから、伊周は、花山院が自分が通っている女性に手を出していると勘違い。それを知った隆家が従者を連れて花山院一行を襲い、衣の袖を矢で射貫いてしまう。
もともと女好きの花山院は、出家していながら女性のもとへ通っていたことがバレることを怖れ、口をつぐむも、道長がこの噂を聞きつけ、伊周、隆家を左遷してしまう…。
久々の花山院登場、長徳の変にネットも「次回、出家してからの生活意外とエンジョイ花山天皇いや花山院再登場!」「来週は長徳の変てことはお久しぶりの本郷奏多さん!」「来週は久々の花山天皇、ついにあの事件です!」など、沸いていた。