「作品は原作者のもので、それは間違いありません」漫画家・柴田亜美氏、涙ながらに語る…芦原妃名子さん特集で

 フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・午前10時)が4日、放送され、29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった「セクシー田中さん」などを連載していた漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ、本名・松本律子)さん(享年50)について特集した。

 芦原さんは昨年、日本テレビでドラマ化された「セクシー田中さん」の脚本を巡り、今月26日にX(旧ツイッター)で局側と意見がずれ、自ら9、10話の脚本を書くことになった経緯を投稿(後に削除)。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

 これについてコメンテーターとして出演した漫画家の柴田亜美氏は、自身の作品がアニメ化された経験もふまえ「アニメでもこういうことはありました」と言葉を絞り出した。「出版社の担当さんたちから実写ドラマ化の難しさは聞いていました」と明かした。

 「今回、一番悪い形で出てしまったと思いました」と話しながらこらえきれず涙。鼻をすすりながら「止められる段階があったのではないか」と悔やんだ。

 さらに「33年くらい漫画をやっている中で一番ショッキングな出来事でした。漫画家全員が動揺しています」と吐露。「休むことを許してあげてください。自分を大切にしてください」と訴えた。また芦原さんの作品を読んだことを明かし「すごい才能の人。作品は原作者のもので、それは間違いありません」と頭を深々と下げていた。

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