「ドリフ大爆笑」で仲本さん十八番の「体操コント」コント ネット「楽しくて寂しかった」「弔うかの如く」

 BSフジ「ドリフ大爆笑」(後9・00)が23日、放送され、19日に硬膜下血腫で死去した「ザ・ドリフターズ」仲本工事さん(享年81)が出演するコントにSNSが反応した。

 77年からフジテレビ系で放送されたドリフのコント特番で、この日は88年に放送された番組を放送した。

 高校時代は器械体操の選手で、ドリフでもその運動能力を生かしたコントを得意とした仲本さん。番組では、代名詞の体操コントも飛び出した。ジャンプしてつり輪につかまろうとしたところ、つり輪がゴムでできており、つり輪をつかんだまま落下してしまうというもの。そのほかサッカー、ボクシング、新体操、野球、やり投げと、様々な選手にふんしたズッコケコントに体を張っていた。

 ツイッターには「仲本工事さんの体操コント何回も観たが可笑しいな」「仲本と云えば体操ですね。これが見れないと思うと本当に悲しい。でも笑ってしまう、本当にありがとうございました」「今日の体操コントは楽しくて寂しかったです」と、仲本さんの姿を懐かしんだり、悲しむツイートも。仲本さん死去後初の放送とあって、「まるで弔うかの如く、今日のドリフ大爆笑の仲本工事さんの代表的体操コント放送回だ」と驚く書き込みもあった。

 仲本さんはさらに、04年に死去したいかりや長介さん、高木ブーと出演する定番のカミナリ様コントにも登場した。ありし日の仲本さんの姿が何度も映し出され、ツイッターには「仲本工事さん多めの回だったなぁ〜」「今週のドリフ仲本工事が多い回にしてくれてるような」などと喜びの声も上がった。

 仲本さんは自身に関する書き込みには「いいね」をしたり、積極的に番宣をするなど、SNSを駆使していた。そのためか、この日は「やっぱ仲本さんからいいねもらえなかったね。当たり前か」「今夜は、仲本工事さんから、番宣のツイートが入らない 感想も聞かれない…。イイネ押せなかったね やっぱり寂しい」と、仲本さんのSNSに動きがないことで死を実感するようなツイートも見られた。

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