「トップガン マーヴェリック」自らガチリアル演技 トムが体を張って教えてくれた…有村昆が見どころ紹介

「トップガン マーヴェリック」自らガチリアル演技 トムが体を張って教えてくれた…有村昆が見どころ紹介

トム主演の「トップガン マーヴェリック」は世界中で大ヒット(東スポWeb)

(東スポWeb)

【ニュースシネマパラダイス】 どうも! 有村昆です。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック=現メタ、アマゾン)の2022年1〜3月期の決算が出そろいましたが、株価が低調気味だとニュースになっています。破竹の勢いだった世界的IT企業が、いよいよ成長の限界を迎えたという指摘もあるようです。ロシアによるウクライナ侵攻や中国の動向、IT規制など不安要素もあり、なかなか将来は見通せません。

 そこで今回は、現在大ヒット中の「トップガン マーヴェリック」を取り上げたいと思います。主演は言うまでもなく、トム・クルーズ(59)です。1986年の第1作から36年。米海軍エリートパイロット養成学校「トップガン」の“伝説のパイロット”マーヴェリック(トム)が、今回教官として帰ってきます。空の厳しさ、そして戦うことの難しさをよく知るマーヴェリックですが、その型破りな教え方に訓練生たちも戸惑いを隠せません。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターもいて「父さんを死なせたのはお前のせいだ!」と責められてしまいます。あとは本編をご覧いただきましょう。“超胸アツ”ですよ。

 今回、出色なのはトムが実際に戦闘機「F/A―18」に搭乗し、1人で操縦しているところです。もともと航空免許を持っており、「P―51」という“プライベート戦闘機”も所有しているほどです。ただ、1回飛ばすのに数百万円のコストがかかるのでNGが出せなかったとか。一発勝負の中、8Gがかかる戦闘機を操縦するトムの迫真の演技は必見!

 それにしても、普通はCGを使ったり、スタントマンを立てるのに、トムはなぜ危険だとわかっていながら自ら演じるのでしょうか。体を張ることでガチでリアルな映像を届けたいんだといいます。ある意味、デジタル社会に対するアンチテーゼなんです。例えば、今映画はスマホでいつでもどこでも見られる時代になりました。その利便性は素晴らしいですが、日時を予約し、劇場にわざわざ足を運び、誰かと一緒に同じ体験をすることは、ただコンテンツを消費するのとは意味が違いますよね。トムはそれを教えてくれている気がするんですよ。

 ぜひ、皆さんも劇場に足を運び、スーパースターの命懸けの演技を目撃してみてはいかがでしょうか。

 ☆ありむら・こん 1976年7月2日生まれ。マレーシア出身。玉川大学文学部芸術学科卒業。ローカル局のラジオDJからキャリアをスタートさせ、その後映画コメンテーターとしてテレビ番組やイベントに引っ張りだこに。最新作からB級映画まで年間500本の作品を鑑賞。ユーチューブチャンネル「有村昆のシネマラボ」で紹介している。

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