■ついに公開された「SAO」リブートシリーズ第2弾が首位発進!
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』は、原作者の川原礫がストーリー原案を務め、「SAO」のすべて始まりとなるアインクラッド第一層からの軌跡を深く掘り下げながら詳細に描いていくリブートシリーズの第2弾。当初9月に公開が予定されていたものの、コロナ禍による制作遅延の影響で公開延期となっていた。
土日2日間の観客動員数は19万9000人、興行収入は3億2300万円を記録。昨年10月に公開され、ロングヒットを記録した前作『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』(21)とほぼ同水準のオープニング興収を叩き出し、IMAXでの先行上映を含めた初日から3日間の累計成績は動員20万9000人、興収3億4400万円。11月3日(木・祝)からは4DX、MX4D、Dolby Cinemaでの上映も決定している。
■ 好調の『カラダ探し』が2週連続で2位!『ONE PIECE FILM RED』は歴代9位に浮上
前週2位に初登場を果たした橋本環奈主演の『カラダ探し』(公開中)は土日2日間の動員12万4000人、興収1億4800万円と、どちらも前週比9割以上の成績を保ち、引き続き2位をキープ。累計成績では動員39万人、興収4億8400万円に到達している。
連続1位記録が11週でストップした『ONE PIECE FILM RED』は、土日2日間で観客動員10万4000人、興行収入1億4100万円を記録。累計成績では動員1250万人、興収173億5600万円となり、国内歴代興収ランキングの9位に浮上した。
「ちはやふる」シリーズの小泉徳宏監督がメガホンをとり、横浜流星を主演に迎えて砥上裕將の同名小説を映画化した『線は、僕を描く』(公開中)は5位に初登場。「バーフバリ」シリーズのS.S.ラージャマウリ監督の最新作『RRR』(公開中)は、惜しくも11位スタートとなった。
以下は、1〜10位までのランキング。(10月22日・23日)
1位『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』
2位『カラダ探し』
3位『ONE PIECE FILM RED』
4位『呪い返し師 −塩子誕生』
5位『線は、僕を描く』
6位『耳をすませば』
7位『沈黙のパレード』
8位『七人の秘書 THE MOVIE』
9位『バッドガイズ』
10位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
今週末には、クリスチャン・ベールとマーゴット・ロビー、ジョン・デビッド・ワシントン共演のクライムサスペンス『アムステルダム』(10月28日公開)、日本を代表するホラーアイコンである“貞子”の新たな恐怖を描く『貞子DX』(10月28日公開)。高橋ツトムの人気漫画を実写化した『天間荘の三姉妹』(10月28日公開)などが公開を控えている。
※高橋ツトムの「高」は「はしごだか」が正式表記
文/久保田 和馬