◆グラビアの仕事で体型についてからかわれた過去も…ボディメイクで「精神的に明るく健やかになれた」
『2016ミス・インターナショナル日本大会』でファイナリストに選ばれ、『グラビア・オブ・ザ・イヤー2019』では優秀賞を受賞した奈月セナさん。身長172・B88(Gカップ)・W58・H89センチという抜群のスタイルで、「グラビア界の至宝」「グラビアの神に愛された“女王”」などとも言われている。
奈月さんがボディメイクを始めたのは、写真集『senaism(セナイズム)』(講談社)の撮影のためにトレーニングを始めたことがきっかけだ。
「それから美ボディコンテストがあることを知って出場してみようと思い、本格的にボディメイクをスタートしました。コンテストは初めての出場です」
昨年8月に開催された東京大会では、初挑戦にしてグランプリを獲得。スリムさが求められるモデル・ジャパン部門(ガールズクラス/高校生不可18〜29歳)での出場だったため、1ヵ月で2キロ減量したが、数字よりも見た目を整えることを意識したという。
「見た目では、お尻に筋肉がついてヒップラインが一番変わりました。スタイル全体としては、足腰がしっかりして、身体の軸がちゃんと作れるようになったことが大きいです。見た目だけでなく、精神的に明るく健やかになれたのも大きな変化です」
グラビアの仕事をし始めた頃は、お腹周りに筋肉がないために、食べたらすぐにお腹が出てしまっていた。
「それをからかわれて、傷ついたことがあります。でもボディメイクを始めて、今はしっかり腹筋がついて引き締まっているので大丈夫です(笑)」
自分の一番の強みは“長身”だと考え、「それを活かしたポージングをしていきたい」と意識しているそう。
「あと、お尻に筋肉をつけてヒップラインがキレイになったので、そのラインを強調して見せていきたいです」
見た目はもちろん、心身ともに明るく健康的になれることが、ボディメイクの一番の魅力だと奈月さんは力説する。
「スタイルを良くするためだけではなく、健康維持のためにもこれからもずっと続けていきたいです。ボディメイクを続けながら、常に自分を更新し続けていけたらいいなと思っています」
◆「人生最高の体重を更新してしまって…」産後太り解消のためボディメイクで10キロ減量
グラビアアイドルとしてだけではなく、タレントとして『おねがい!マスカット』(テレビ東京系)などのバラエティ番組でも活躍していた庄司祐子さんさん。2018年に一般男性と結婚後、2人のお子さんを出産し、現在はヨガや整体、ストレッチなどのスタジオを展開する株式会社ポジティブスターヨガの代表を務めている。
そもそもボディメイクを始めたきっかけは、子どもを2人産んだことで体重が戻らなくなり、ダイエットを決意したことにある。
「20代の頃はタレント活動をしていたのでスタイルにも自信があったのですが、気がついたら人生最高の体重を更新してしまって、『これはマズイな…』と思いました(笑)」
一番太っていたときには、体重が54キロ、体脂肪率が34%あり、約1年のダイエットにより、体重は44キロ、体脂肪が18%まで落とした。ダイエットをするのなら、ただ体重を落とすのではなく、身体を引き締めたいと庄司さんは考えていたという。
「食事制限だけでは、お尻が垂れたままだったり、だらしない痩せ方になったりしてしまうので、しっかりとトレーニングをして美しく痩せることを目標にしていました」
そして、トレーニングを続けているうちに、『BBJ』などのコンテスト出場を意識するようになっていった。
「キラキラと輝いている姿を目の当たりにして、『私もステージに立ちたい』と思うようになったんです。人生は一度きりですし、もともと未知の領域に挑戦することが好きだったので、ボディメイクを極めようと思いました」
ダイエットをする前は、産後に久しぶりに会った知人に、お腹を見て「また妊娠しているの?」と言われたことがあったという。
「出産後だったので、心の中では『もう、産んだんだけど…』と思ったのですが、そのひと言がショックでした」
おばさん体型でメリハリのないお尻と出産で緩んでしまってくびれのないウエストがコンプレックスにもなっていた。
「今は美しく鍛えたくびれに自信を持っています。それとバストも上がってきたので、そこにも注目してもらいたいです」
面倒臭いと思うときもあるが、運動後はスッキリして気分が良いところがトレーニングの一番の魅力だと庄司さんは言う。
「辛いトレーニングを頑張ってよかったと思えるので、筋肉痛になるのも好きです(笑)。あとは、ジムで毎回体重と体脂肪を測るのですが、数字が減っているとモチベーションに繋がります」