毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ45 愛は地球を救う」が28日、東京・両国国技館で生放送を終え、メインパーソナリティーを務めた「ジャにのちゃんねる」の二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がオンラインで報道陣の取材に応じた。
YouTubeのユニットとして、グループの垣根を超え臨んだ「24時間―」。二宮は「メインパーソナリティーの大役はいただきましたけど、自分たちが目立つためじゃなくて、番組をきっかけに、チャレンジしてみようと思う人の一助になれたらいいなと思って。自分たちが中心にならないようにと言う動きがスムーズにできたのかな」と手応え。加山雄三の「ラストサライ」も「心にしみました」と感情をゆさぶられた。
放送中には「ジャにの」らしさも随所にみられ、深夜帯に好物の弁当を無言でひたすら食べるだけの時間など普段の配信で見せる「ユルさ」も健在。山田は「我々だからこそ深夜に弁当が食べられる。『ジャにの』らしさがあった」と笑顔。放送の裏で、YouTubeチャンネルのショート動画も頻繁に更新するなど多彩な角度から24時間を盛り上げた。
体を使ったチャリティー企画や生楽曲パフォーマンスなどさまざまな企画に挑戦。中丸や菊池は、放送中に何度も感極まる場面もみられた。二宮が「中丸くんと菊池くんが熱い男だと知ることができました」、山田も「『ジャにの』って涙もろい人たちの集まりなんだな、って」と驚きを交えて語ると、中丸は「ジャニーさんの教え、アイドル論みたいなもので『(ステージで)泣いちゃいけない』というのがあって、それとの戦いでしたね」としみじみ振り返った。
昨年4月のYouTubeチャンネル開設以来、最も長く、濃い時間を共有した4人。二宮は「いつものグループでは感じ得ない緊張感は随所にあった。今はただぐっすり休みたい」とやりきった様子。完走後のご褒美について菊池が「もう(事前に交わした)グループLINEで決まっていて、二宮くんがオゴリですてきな中華に連れて行ってくれるって。ごちそうさまです」と二宮に頭を下げると、すかさず二宮は「気づいてないの? あれギャグだよ」とトボけて笑わせていた。