2018年に社会現象を巻き起こした映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)が公開4周年を迎えた23日、東京・池袋シネマ・ロサでリメーク版仏映画「キャメラを止めるな!」(7月15日、ミシェル・アザナヴィシウス監督)とコラボイベントを行った。
4年前、たった2館の上映で初日を迎えた同作の舞台あいさつが行われたのが同劇場で、そこから口コミで評判が伝わり、220万人動員、興収31億円を突破した。
聖地に戻ってきた上田監督は「まさかアカデミー監督にリメークまでされて、ここに来るとは思いませんでした」と大感激。オリジナル版とリメーク版の両方に同じ役で出演した竹原芳子(62)は「フランスの現場は楽しかったですよ。ボンジュール(仏語でこんにちは)とメルシーボークー(ありがとう)だけで大丈夫でした」と笑わせ、「お昼ごはんが良くて、撮影の合間にフルコースが出てきた」と他のオリジナル版共演者をうらやませた。