俳優のオダギリジョーが１６日、ＴＢＳ日曜劇場「アトムの童」に出演。主人公に立ちはだかるＩＴ企業の社長・興津を演じている。本来ならばこの役は香川照之が演じる予定だったが、性加害報道により降板。その後、オダギリの出演が発表された。ファンからは「オダジョーでよかったんじゃ」と絶賛の声が相次いだ。
「アトムの童」は天才ゲームクリエイターの那由他（山崎賢人）が小さなおもちゃメーカーとタッグを組み、金に物言わせるＩＴ企業・ＳＡＧＡＳに立ち向かう物語。那由他は、過去にＳＡＧＡＳ社長の興津と何かがあったようで、それをきっかけにゲームから遠ざかっていたが、アトム玩具を継いだ富永海（岸井ゆきの）の情熱に心を動かされ、アトム玩具でゲームを作ることを決意。アトム玩具の技術を金で奪い取ろうとする興津に立ち向かうことになる。
この興津、アトム玩具に乗り込み、会社を買収したいと言ったときも「ゲームは宇宙開発と同じテクノロジー。お宅にそれがありますか？」「お金はいくらでもお支払いします、言い値で結構です」などと慇懃無礼で言いたい放題。冷たい人柄が滲み出ており、アトムの社員たちも「めちゃんこ感じが悪い」と激怒する程だった。
ネットではオダギリの演技に「オダジョーが代役なんて嘘でしょ、ＩＴ社長かっこよすぎ」「オダギリジョー代役らしいけど話の雰囲気的にもアトム玩具との対比を考えてもオダギリジョーの方が合ってる気がする」「オダジョーさんがオダジョーさんしか考えられないくらい役ハマってたのさすが」「オダギリジョーの方が、最近キテるＩＴ企業のイケイケな感じの胡散くさい社長って感じで、役にあってるよ！」などの声が上がっていた。
