<※以下、ネタバレ有>
宮藤氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第6話は「昔話しちゃダメですか?」。EBSテレビのカウンセラーを続けている小川市郎(阿部サダヲ)の元に、犬島渚(仲里依紗)が同期のドラマプロデューサー・羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)との新作が決まったが、ミーティング中の出来事に悩んでいるという。市郎は羽村とともにエモケンとの打ち合わせに同席。一方、市郎の一人娘・純子(河合優実)はなかなか家に帰らない父のことが気になり…という展開。
ウイカの金曜ドラマへの出演は連ドラ初レギュラーを務めた19年7月期「凪のお暇」以来、約5年ぶり。
役作りについて、ウイカは「ビジュアル面は、衣装合わせの時に磯山Pが『女性ドラマPも局によって雰囲気が違う』『TBSはラフめのカジュアルが多くて、某局はコンサバ寄りのきれいめ』みたいな“プロデューサーあるある”を教えてくださいました(笑)」と参考に。「内面では、作品への愛や情熱、仕事のON・OFFが出るといいなと思いながら取り組みました」と振り返った。
撮影初日は阿部&仲と3人だけ、しかも一方的にしゃべるシーンとあり「非常に緊張しました。緊張からミスを繰り返してしまったのですが、仲さんが『大丈夫大丈夫、私なんかこの間もっとヤバかったから!』とプレッシャーを感じないよう励ましてくださって、連日の撮影でお疲れなのに、お二人ともずっと気遣ってくださって本当にお優しかったです」と感謝。
「池田さんは以前共演させていただいていて、今回ご一緒のシーンも多く、空き時間に雑談したり、私に飲み物を入れてくださったり。スタッフの皆さまも明るくて、温かく楽しい現場で幸せです」
ウイカは次回の第7話「回収しなきゃダメですか?」(3月8日)にも登場。羽村とエモケンの新作「17歳〜この景色、忘れない〜」はどうなる?