「どうする家康」ちょんまげ頭、タヌキおやじ化の家康に「本能寺の変」黒幕説…第27回みどころ

 嵐の松本潤が江戸幕府初代将軍の徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の第27回「安土城の決闘」(16日放送)で、家康が織田信長(岡田准一)を討とうと決心する。

 信長に振り回され続け、ついには妻・瀬名(有村架純)と嫡男・信康(細田佳央太)を失った家康。表面上は大人の付き合いをしながらも、信長に対する怒りは抑えきれないほどに。思いを打ち明けられた酒井忠次(大森南朋)ら三河家臣団にも衝撃が走る。

 歴史的に有名な本能寺の変。家康が直接関わった事件ではないとされているものの、その時に何を考え、どう行動したのか。家康目線の政変が楽しみになる。SNSでも「タヌキおやじになってきた」「家康黒幕説で行くのかな」と諸説が盛り上がっている。

 前週第26回「ぶらり富士遊覧」(9日放送)では、妻と子を失った家康が覚醒した。豊臣秀吉(ムロツヨシ)や信長が心中を察しようとしても「全ては我が愚かなる妻と息子の不行状」と感情を見せない。それどころか武田を滅ぼしに甲斐(山梨県)まで来た信長に富士山を見せるなど接待までした。何を考えているのか不明になってしまった家康に、信長も「腹のうちを見せなくなった。化けおったな」と警戒した。

 髪もカミソリできれいにそり落とし、ちょんまげ頭に。本田忠勝(山田裕貴)や榊原康政(杉野遥亮)もちょんまげ。番組関係者によると「実際の髪をそったわけではない」ものの、家臣団も心身ともに一皮むけた印象になった。

 第26回の平均世帯視聴率は10・7%で上昇気流に乗りつつある。同時間帯ではライバルのテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の13・5に次ぐ数字。本紙調べの週間視聴率ランキングでも8位に入った。戦国時代の三英傑が一角が揺らぐ時期に突入。同じ事務所に所属し、プライベートでも親交が深い松本と岡田。今作では、特に幼少期から信長と家康の関係は濃密に描かれてきた。中盤のクライマックスに向け、どのようなやり取りが行われるのか楽しみにしたい。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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