容疑者とされる人物を力ずくで取り押さえる動画で物議をかもしている「私人逮捕系YouTuber」に対し、ボクシングの元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン(42)とK―1ファイターの愛鷹亮(33)が16日、X(旧ツイッター)で「こいつらゴミ」「正義を掲げた暴力」と手厳しく批判した。
痴漢や盗撮の容疑者を力ずくで取り押さえる動画を投稿しているYouTuber「ガッツch」の中島蓮の投稿を引用し、細川は「みんな良く考えよう。このゴミ供がやってるのは、テロと変わらん」と投稿。「世界がテロに屈しないように、鉄道会社もこのゴミ供に屈して欲しくない」と思いをつづった。
細川の投稿に、愛鷹も反応。「間違いないな。元警察官として彼等の活動見ていても正義を掲げた暴力に見える。しかもそこに金銭も発生して商売にもしている。証拠として動画を撮るのは分かるが見やすくわざわざ編集してYouTubeに載せるって行程はいらなくねーか?影でやってこそ本物だろ」と記し、同調した。
さらに愛鷹の投稿に、細川がコメント。「本当にこいつらはゴミ。でもね、こう言う奴らの行為を『良い面もあるんだから!』とか言って、サポートするバカが日本に増えたのが一番悲しい事よね」と指摘。「そう言うバカは、他のみなが社会のルールを守るから、自分たちは安全に、バカな事を自由にサポートできてるんだ!と言う事に気づいていない。最悪の奴らだよ」と一蹴した。
中島の”私人逮捕”動画に対しては、ほかにもXで「かじった格闘技を使ってみたくて仕方ないんだろうな」「お前らのせいで俺ら鉄道系ユーチューバーが大打撃受けてんだよふざけんなよ。これで本当に駅構内で撮影禁止とかなったら『鉄道系』という人気コンテンツがなくなりかねないんだぞ勘弁してくれよ」などと非難の声が上がっている。