《公の場に7年ぶり登場》女優・香椎由宇を支えた“家族愛“、悲しみ寄り添った夫・オダギリジョーは「20代を家族に捧げてくれてありがとう」

「子供たちも大きくなって、少しずつ自分の時間をつくれるようになりました」──女優・香椎由宇(37)が約7年ぶりに報道陣の前に姿を見せた。3月上旬、香椎は都内で行われた森永乳業「リプトンミルクティー」発売40年記念発表会に出席。自身も学生時代から愛飲しているという商品のイベントへの参加を喜びつつ、近況について語った。

 2008年に俳優・オダギリジョーと“11歳差婚”を果たし、現在では2児の母としての顔をもつ香椎。子育てに専念するため8年以上も芸能活動をセーブしていた彼女だが、2022年にはドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)にレギュラー出演するなど本格復帰への道を辿っている。

 そんな公私ともに順調な香椎の心を支えるのは“家族愛”だった──。

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「仕事好き人間」から「家庭中心」に

 香椎といえば2001年、雑誌『mc Sister』のモデルとしてデビュー。2003年には『WATER BOYS』(フジテレビ系)に出演するなどドラマデビューを果たし、2005年公開の映画『リンダ リンダ リンダ』では18歳の若さにして山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞した経歴をもつ。タレント活動をする彼女に人生の節目がこのあと訪れる。

「オダギリさんと婚約したとき、香椎さんはまだ20才の学生。もともと結婚願望は強くなく仕事が好きな人でしたが、2011年に長男を産んでから家庭中心の考え方に変わったそうです。出産後に女優業をセーブするようになった背景には、オダギリさんの『妻には家庭を守ってほしい』という思いがあり、香椎さんはそれを受け入れたんです」(芸能プロ関係者)

長男の存在が支えに

 子どもが生まれたことを喜び、子育てに生活を捧げることも受け入れた香椎。そんな幸せな家庭に、大きな悲しみが待っていた。2015年、夫婦が連名で発表したのが次男の急死だった。《1歳9日という短い命ではありました》とも記されたFAXには、腸閉塞の一種である絞扼性イレウスで亡くなったこと綴られていた。

「それからというもの、香椎さんとオダギリさんの日々は深い悲しみのなかにあり、香椎さんは自らを責めるようなこともありました。そんなふたりを徐々に前向きにさせたのが長男の存在だったようです。香椎さんはそれまで以上に子育てに専念するようになり、育児を学びながらお子さんといる時間を増やすようになったと聞いています」(前出・芸能プロ関係者)

 そんな香椎は2016年に新たな命を宿したことで、さらに家族の絆を深めていく。映像制作関係者が語る。

「もともと家庭的だったオダギリさんですが、妊娠がわかってからはさらに家事を手伝ったり、長男の学校への送迎や面倒をみたりと香椎さんを支えるようになりました。彼女の分までご飯を作ったり、稽古の帰りにスーパーで買い物をしたりすることもあったようです。妊娠中は特に彼女を気遣っていました」

夫・オダギリは「20代を捧げてくれてありがとう」

 オダギリと二人三脚で家庭を守ってきた香椎も、子育てが落ち着いた2021年頃からは女優業に復帰。復帰後まもなく、夫が脚本と演出を担当したドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!︎)このヤロウ』(NHK総合)にゲスト出演を果たし、昨年も『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)に出演するなど、活躍の場を広げている。

「2児の母として充実した生活を送るなか、香椎さんは同年代の女優さんの活躍に焦りを感じることもあったそうです。オダギリさんもかつては『家庭に専念させたことで、彼女の役者としてのキャリアを阻んでしまったのでは……』と自責することもあった。

 ただ、今の香椎さんは復帰を“ゼロからのスタート”と前向きに捉えていて、『子育てをしたからこそ出会える役もある』と考えているようです。あまり家庭について多く語らないオダギリさんも、彼女について『大切な20代を子育てに捧げてくれてありがとう、と思っている』と周りに話すこともあるそうで、今では同じ業界の先輩として全面的に香椎さんの復帰をサポートしています」(前出・映像制作関係者)

 完全復帰が間近とも言われる香椎。7年ぶりに公の場に姿を現したというのは家族の存在あってこそのことだろう──。

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