tvNドラマ「魅惑の人」5話(視聴率3.9%)はヒス(シン・セギョン)とイン(チョ・ジョンソク)の3年ぶりとなる冷たい再会が描かれた。
ヒスはジョミネ(コ・スヒ)とグンニョン(ソン・サンウン)のおかげで何とか助かり、その後、宮廷の内人ブンヨン(キム・ボユン)とダルハ(ナ・ヒョヌ)に宮殿内外の内密な情報を伝えながら、2人の囲碁の師匠であり、ジョンファン(イ・ギュフェ)の最側近であるドクソン君(ソン・ジョンハク)の碁打ちになるための万全の準備に乗り出した。
ついにやってきた棋待令(朝廷の囲碁棋士)の試験の日。ヒスに最初に気づいたのはサンヒョ(キム・ソハ)だった。3年前、自分との賭け囲碁で小雨を降るやいなや、負けを叫びながら飛び出したヒスにサンヒョは借りた碁盤と碁石を出すことを要求し、ヒスは「棋待令になったら、その時に借金を返す」と慌ててその場を去った。その後、優れた囲碁の実力を誇るヒスの存在は熱い話題となり、朝廷の臣下たちも「後ろ盾もなくキデリョンの試験を受けるなんて。世間知らずの者か実力が非常に優れた者のようだ」とヒスの正体を気にした。
何よりも棋待令の対局で勝った人たちの名簿を確認していたインは、カン・モンウという名前を聞くやいなや「そんなはずが、同じ名前の人だろう」とつぶやきながら混乱した。ミョンハ(イ・シニョン)もやはりサンヒョにカン・モンウの正体が「3年前に都の碁盤を全て荒らした賭け碁棋士だ」と聞くやいなや固い表情をした。
棋待令対局の最終日、インは直接カン・モンウという名の人物を確認するために対局場を訪れた。ヒスは3年ぶりに再会したインを見るやいなや凍りつき、インは生きて戻ってきたヒスの姿にびっくりした。インはヒスと対局をする者がいないと聞くと、ミョンハに相手するよう命じ、ヒスは自分に向けられたインの視線を一身に受けながら対局を続けた。