アイドルグループ・STU48の最新曲「花は誰のもの?」が、発売から約3か月経過しても異例の盛り上がりを続けている。
4月13日に発売された同曲は、7月13日発表の「週間USEN HIT J―POPランキング」で3位にランクイン。前2週は7位、6位と推移していたが、6月8日付以来のトップ3入りを果たした。
STU48は瀬戸内7県を拠点に活動しており、その一つは被爆地・広島。同曲は平和を願うメッセージソングとして歌われ、「もしこの世界から国境が消えたら」という歌詞を「もしこの世界から東京が消えたら」と〝国境〟を〝東京〟と聞き間違える人が続出するなど空耳も話題に。発売から3か月経っても有線放送へのリクエストが相次いでいた。
さらに、この日はユーチューブに公開された歌詞とダンスを強調した同曲のダンスリリックビデオの再生回数が100万回を突破。5月公開から6月4日に50万回を記録。7月11日に90万回を超えると、そのわずか2日後に100万回を突破するなどここへ来てさらに再生回数が伸びている。
27日には、同曲の「トライアングルセンター」として、瀧野由美子、石田千穂とともにセンターを務める中村舞がプロ野球の「マイナビオールスターゲーム2022」(愛媛県・坊っちゃんスタジアム)第2戦で始球式を行う。同県出身の中村にとっては、うれしい凱旋となりそうだ。