お笑いコンビ「EXIT」(兼近大樹=31、りんたろー。=36)が14日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。自民党公認で参院選東京選挙区に出馬し、当選した元「おニャン子クラブ」メンバーでタレントの生稲晃子氏(54)が選挙特番のインタビューに応じなかったことに言及した。
生稲氏をめぐっては、10日放送の「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京系)で同氏が選挙特番のインタビューを各局すべて断ったことを伝えた。番組では〝全局拒否〟の理由を陣営関係者のコメントとして「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」とした。これを聞いた池上氏は「インタビューのやりとりに自信がないのかもしれませんけど、それでもやはり伝えるというのが国会議員になれば責任が出てくるのではと思います」と苦言を呈した。
この対応に多くの批判の声が集まると、翌11日には生稲氏のツイッターでスタッフが「事実と異なる発言がありました」と番組プロデューサーと池上氏に謝罪と訂正を求める抗議文を投稿する事態となった。
この日、番組にゲスト出演した生稲氏の広報の川松真一朗東京都議は、インタビュー拒否について、激戦が予想されたため応じることができる時間が読めなかったことを事前に報道陣に伝えていたと説明。「(報道陣の)皆さん納得の上で出ないってことになりました」と反論した。
今回の生稲氏の対応にりんたろー。は「1つ言うとしたら、しゃべらせないように見えてしまったって意味ではブランディングができてなかったのかなって思うし、テレビで戦ってきた方なのでテレビへの恩返しをしたらよかったのかな」とコメント。
一方で、生稲氏の出馬自体には「客寄せパンダを笑う傾向があると思うんですけど、パンダになれることってすごいことですし、ほとんどの人がなれないんだからなれることを誇りに思ったほうがいい」と語った。