Aマッソ加納(34)らが6日、東京・草月ホールで行われたアーティスト特化型音声メディア「Artistspoken」3周年記念イベントに出演した。
加納は同メディアの立ち上げメンバーの1人で、冒頭では単独でステージへ。初期の頃は、類似したメディアが乱立していた時だったといい「余裕で半年くらいで終わるアプリかなと思ってました。今や3周年」と正直に語った。38人でスタートした配信者も、今では150人を超えたことも紹介。「でも初期メンバーで今でも続いているのは6人だそうです。これ成功なんですか?」とツッコミ、笑いも誘った。
今回は同アプリ初のリアルイベント。芸人をはじめ、歌手や映画監督ら多ジャンルの人気配信者らが集まって実施した。芸人では9番街レトロ、ヨネダ2000、令和ロマン、シンクロニシティがネタを披露。3人組ロックバンド、SAKANAMONの藤森元生やDoul、奇妙礼太郎がミニライブを行った。
トークパートでは加納と映画監督の長久允氏、テレビ東京でドラマプロデューサーなどを務める太田勇氏がエンタメ業界の今後などについて語り合う場面も。太田はテレビ界について「今が頑張り時だととらえています。何とか耐えしのげば、そのうちYouTubeみたいな感じで自由に番組をつくれる時代がくるんじゃないかと思っています」と話した。
海外進出の話題では加納が「去年、新しくできた」という夢も明かし「自分の出した本が洋書になること。どこか知らん国とかで読まれるのが夢です」と熱い思いを語った。
終始、和やかな笑いに包まれ、約90分の公演は終了。加納は「こういうのって大体失敗しますけど、今日はかなり大成功ですよね」と満足そうに振り返り、藤森も「緊張してましたけど、めちゃくちゃ楽しませていただきました」と笑顔で語っていた。
「Artistspoken」3周年記念イベントの模様は9月10日から17日までチケットぴあなどでアーカイブ配信が販売予定となっている。