■甚大な気象災害から人命を守るため命がけで救助に立ち向かう「ブルーモーメント」
本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。
報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を山下が演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。
主演の山下の他に、冷淡さを持ち、晴原に影響を与える気象研究所研究助手・雲田彩役で出口夏希、有能なレスキュー隊員・園部優吾役で水上恒司、神の腕を持つ脳外科医・汐見早霧役で夏帆、気象研究官で、晴原の最愛の婚約者・園部灯役で本田翼らが出演する。
■2つの顔を使い分ける晴原に「たまらないギャップ」の声
台風つむじ風の被災地域に住む子供たちを対象にした防災授業をしに行くことになったSDM。晴原は子供たちへの印象をよくするため、白衣とメガネを身に着けて人気気象予報士ハルカン仕様に。
SNSでは「メガネ山Pの破壊力よ」「ハルカンの白衣姿好き」「ハルカンのアイドルモード」「ハルカンがイケメンすぎる メガネに白衣最強やわ」「私もハルカンに防災教育して欲しいーーー」といった声が。爽やかな笑顔を見せるハルカンは子供たちからも好かれ始めるが、気象に興味をもつ少年の根岸航平(湯田幸希)が質問をぶつけはじめたことで雲行きが怪しくなる。
「ちょっと生意気坊やのせいでキャラが壊れてきているwww」「理屈も子供には通じないね ムキになるハルカン ピンチ!」という声の通り、晴原名物の罵詈雑言の気配がちらり。「ハルカンじゃなくて晴原になってる笑」「ハルカン先生壊れる寸前やん」「ハルカン… 子ども相手に毒を吐いたらダメよ…」という視聴者の心配を代弁するかのように、助手の彩が「外づらが崩れかかってます」とさりげなく忠告する。
「外づら崩れかけてるハルカン爆笑〜!!それを彩ちゃんに指摘されるところも最高に面白い」など、彩のナイスフォローを評価する声も。子供たちに追いかけまわされることに疲れた晴原が限界を迎えたシーンには「ハルカン人気すぎ限界きちゃったw」「ハルカンクーイズを出すさわやかな晴原先生とクールな晴原先生どちらもかっこいい」「たまらないギャップ」といった反響が寄せられた。
■山下智久の父役に思わず期待
その後、2つのことを解析するために指揮車両にこもることにした晴原。そのうちのひとつは航平が見たいと言っていたダブルレインボーの予測だった。積乱雲の接近に伴う竜巻の脅威を目の当たりにしたあとの子供たちを眺めながら「これからあの子たちが向き合ってく気象環境は俺たちの頃とは大きく違う」「異常気象が当たり前の世界で生きてく世代だ。でも力強く乗り越えてってほしい」と決意を口にする晴原。
SNSでは「ハルカン ツンデレね ダブルレインボー計算してくれてたなんて」「照れ隠しに積乱雲とか言ってたけど、本当優しいんだからこの役本当ハマり役だわ 多くは語らないけど、心の奥底から湧き出る優しさ はぁー好きすぎる」といった声が。
さらに子供たちの将来へ思いをはせる姿に「なんか…今の山下くんのせりふの言い回し、お父さん役も見てみたいなと思っちゃったな」という声も。願い事をする子供たちと一緒にダブルレインボーを見る晴原には、「横顔が素敵すぎてため息」「ダブルレインボーの下で晴原は何を願ったのだろう」というコメントも寄せられた。
◆文=KanaKo