俳優の高橋英樹(80)が、2日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、バラエティー番組進出の意外なきっかけについて語った。
映画からテレビドラマ、時代劇にと、役者畑を歩んできた高橋だが、50歳を超えたころからバラエティー番組や司会業にも挑戦するようになった。
その理由を問われると、「きっかけを簡単に言うと、うちの娘なんですよ」と、一人娘でフリーアナウンサーの高橋真麻(42)の名を挙げた。「うちの娘が小学校のころで、“パパ、芸能人だよね?”、“そうだよ”、“ふーん。私の友達、誰も知らないよ?”」。グサっと刺さる一言を浴びたという。
さらに真麻からはこんなことも言われたという。「“だいたいね、SMAPと出られない人は芸能人じゃないよ”って」。劇団ひとりは「真麻〜!!」と絶叫。MCの中居正広は目を丸くしながら「失礼だなあ〜!」と反応し、スタジオは爆笑に包まれた。
真麻からのキツい一言も、高橋は「これはね、真理を突いていると思いました。その時」と真正面から受け止めたという。さらに「すぐ出ました。すぐ出たら、娘が“パパって凄いんだ…”って。ガラっと変わりました」と笑わせていた。
中居もその時のことを覚えているという。「大阪のローカル番組ですよね?ましてや関西の深夜で。全国区でもないですし。それにゲストで来てくれた」。高橋も「とにかくSMAPと出るものないか?って思ったら(その番組だった)」と明かしていた。それをきっかけに、お茶の間の認知度も上がったという。「子供たちが、“あ、英樹だ”って。それが物凄くうれしかった」と振り返っていた。