野口健氏が菅前首相の言葉に共感「同じ空気を吸いたいというお気持ち、本当によくわかります」

 アルピニストの野口健氏(48)がツイッターを更新。菅義偉前首相の安倍元首相を思う言葉に強い共感を持ったことを明かした。

 菅前首相は13日、BSフジ「PRIME NEWS」に出演。安倍元首相が銃撃を受けた直後、報告を受けた菅氏は沖縄に行くことを取りやめ、安倍元首相が運ばれた奈良の病院に向かった。

 菅氏が奈良に向かった理由について「撃たれたのが胸と聞いていたので…。万が一を考えて、同じ空気を吸いたいと。寂しがり屋でもあったので、少しでもそばにいてやりたいと思った」と憔悴しきった表情で語った。
 
 官房長官として7年8か月、安倍内閣を支えてきた菅氏の言葉にMCの反町理氏も声を詰まらせ、涙ぐんだ。

 菅氏の言葉に野口氏は「『同じ空気を吸いたい』という菅さんのお気持ち、本当によくわかります」と共感を見せた。

 野口氏は「5月に20年間共に山に登っていた仲間をアラスカの山で失いましたが遭難の第一報では体の収容も難しいという事でしたので現場に向かって同じ空気を吸いたいと感じました。菅さんのお話される姿とても胸が痛みました。無念です」と自身の経験を明かした上で、菅氏の心中をおもんぱかった。

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