日本維新の会の松井一郎代表が10日午後9時半すぎ、大阪市内の開票センターで記者会見を開き、「自民党が圧倒的に強かった。我々の力不足。負けを認めざるを得ない」と厳しい表情で語った。
「今回の選挙終わりましたら、次の代表にしっかり引き継ぎたい」と参院選後に代表を辞任する意向を表明した。
松井代表は、2020年の「大阪都構想」2度目の住民投票が反対多数となったことを受け、23年の大阪市長の任期満了もって政界引退の意向をすでに表明。代表辞任も明言しており、「既定路線です」と強調した。
大阪府知事で日本維新の会の副代表を務める吉村洋文氏は、維新の代表選には出馬しないと明言した。