歌手の石川さゆりが6日、NHK総合の音楽番組「うたコン」に出演。昨年末に73歳で他界した八代亜紀さんの名曲「舟唄」を追悼の思いも込めて熱唱した。同じ熊本県出身で、X（旧ツイッター）でも「めちゃくちゃよかった」「涙を堪えて歌う姿にこちらも泣きそうになる」「あぁもう八代亜紀さんいないんだな、八代さんの舟唄きけないんだな、と改めて認識させられて涙がでる」など大きな反響があった。
石川は歌唱の前に八代さんの生前を振り返り、「独特な大人っぽいハスキーな雰囲気、ボイスなのに、楽屋に行くとふりふりなレースがいっぱいで。ふわっとした方でそのギャップがね。何ともかわいらしい方だったんだなって。だったんだなという過去の話にするのが変な感じ」と悲しんだ。
番組の冒頭では能登半島地震の被災地へ向けて1977年に発売された自身のヒット曲「能登半島」を歌い上げた。
