田崎史郎氏 泉房穂氏の自民党問題への独自見解に「勝手な解釈ですね」連発

 前明石市長で弁護士の泉房穂氏と政治評論家の田崎史郎氏が22日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。自民党の派閥をめぐるカネと政治の問題について、再び〝冷戦〟が繰り広げられた。

 自民党をめぐっては一連の問題で支持率が軒並み超低水準で、一部では14・6%となるなど、X(旧ツイッター)で「自民党最低支持率」がトレンド入りした。

 こうした状況を受けて、泉氏は「もし国民目線の政治やってる国だったらすぐさま交代ですよ。20%なのに平然と続けられてしまうのが本当おかしいと思う」と指摘。これに対し、田崎氏は「世論調査が下がったからと総理大臣を代えていたら、何人いても足りないですね」と、冷たくあしらって〝冷戦〟スタートした。

 岸田文雄首相が岸田派の解散を発表したことに、泉氏は「岸田さんの決断は一石四鳥だなと思いました」として、最終的に衆院解散後に麻生派と合流して最大派閥となり復権するシナリオを予想したが、これに田崎氏は「まあ、勝手な解釈ですね」とバッサリだ。

 また、岸田首相が派閥解散に反発していると言われる麻生太郎副総裁と21日に会談した舞台ウラとして、田崎氏が「岸田さんは周辺に『怒ってる雰囲気じゃなかったよ』と言われてるんですね」と解説すると、泉氏は「これホンマにそうなのかなと。舞台ウラとタイトルつけてはるけど、こんなテレビで舞台ウラがこうでしたってことがホンマ起こるんかな」と指摘。さらに2005年の〝郵政解散〟は当時の小泉純一郎首相と森喜朗前首相がケンカ別れの芝居を打って総選挙で圧勝したとして、「今回、まさかその再来じゃないですよね?ってことは田崎さんに聞きたい」と質問すると、またも田崎氏は「それも勝手な解釈ですね」とバッサリやり、泉氏も苦笑いするばかりだった。

 この日の放送中、田崎氏から泉氏に何度も「勝手な解釈ですね」のワードが飛び出し、司会の羽鳥慎一アナも「名言ですね」と苦笑していた。

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