国際弁護士の湯浅卓氏が１２日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」（日曜前９・５４）に生出演。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）の銀行口座から金を盗んで不正送金した罪に問われた元通訳の水原一平氏（３９）が、司法取引に応じたことについて見解を語った。
番組では、水原被告が大谷の口座から約１７００万ドル（約２６億５２００万円）を盗んだとする銀行詐欺などの罪を認め、司法取引に応じたことを報道。お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザー（３９）は「大谷さんから奪った２６億っていうのは民事で、（水原被告が国外退去で）日本に帰ってきちゃったらもう取りようがないから、大谷さんは泣き寝入りって形になっちゃう？」と疑問を呈した。
これに対し湯浅氏は「これ連邦破産法に絡むんですけど。まず条文上、税は（踏み倒し）できないってはっきり書いてある。そして、銀行詐欺。これも昨年の連邦最高裁判決で踏み倒せないというのが確定している。したがって、この金額全部、絶対に踏み倒せないです」と見解を語った。
