■橋本環奈ら浴衣姿で登場
劇場の外階段に設置されたレッドカーペットならぬ、ピンクカーペットの最上段からキャストたちが夏らしい浴衣姿で登場。
登壇した橋本は「菊野ケイを演じさせていただきました橋本環奈です。今日は短い時間ですが、本当に晴れてよかったなって思います」と配信カメラに向かってあいさつをして、「私が演じたケイちゃんは、ビジュアルからは戦うことを想像できないようなユルフワな女の子。実際に、専門学校で勉強しているどこにでもいるような学生なんですが、殺し屋のバイトをしていて、向かうところ敵無し。本当に強くて、撮影期間中は毎日毎日大勢の人を殺してました(笑)。撮影が始まる前に『今日は30人』とか言われるんですけど、毎日毎日体が痛くて大変ななか撮影をしたのを覚えています」と役柄を紹介し、撮影時を振り返った。
■“かわいいね、かわいいね”って
杉野は頭脳明晰なヤクザの金庫番“テラノ”を演じる。「テラノはヤクザの世界から抜けたいと思っていて、そんななか、ケイと出会って協力したり、割と揺れ動くキャラクターなのかなと思います」と演じる役を分析。
鈴鹿が演じる役は、ケイの通う専門学校の同級生の“渡辺”。「ケイさんに密かに想いを寄せていくマッシュルームヘアのかわいい男の子です」と役柄を説明した後、少し簡潔すぎたと気づいて、「あ、ケイさんが好きすぎて、殺し屋のアルバイトをすることになったり、いろいろ巻き込まれながらも、学んで強くなったりします(笑)」と付け加えた。
馬場はケイのバイト先(ラーメン屋)のキレたら恐い店長役。「お客さまには神対応なんですが、従業員には塩対応です。普段しゃべっている声と電話口の声が別人じゃないかっていうぐらいギャップのある役を演じさせてもらいました」と個性的な役柄を説明。
太田が演じる“だりあ”も殺し屋。「ケイちゃんのバイト仲間で、殺し屋ということで、初めてアクションに挑戦したことが印象に残っています。強さの中に弱さがあって、真っ直ぐなケイちゃんにどんどん惹かれていくんです」とアクションに初挑戦したことを明かし、「ケイちゃんは環奈ちゃんにピッタリだなって思いました。ケイという役にも、環奈ちゃんの人間性にも惹かれていたので」と橋本が演じた“ケイ”の印象も伝えた。それを聞いた橋本は、「撮影の時は休憩中とかも一緒に話をしていて、『かわいいね、かわいいね』って愛でてました(笑)」と太田との仲良しエピソードを披露した。
独自のルールを持つ殺し屋“みちたかくん”を演じた城田は、「必ず歌を歌って登場するんですが、これは僕のオリジナルとしてやったことではなくて、監督の提案でやらせていただいております」と、歌は監督のアイデアであることを話し、野心家のヤクザ“木下”役の高橋は「組の跡目を狙っているヤクザです。組長を、今日欠席した佐藤二朗という男が演じておりまして、いろんなふうに演じられる名優なので、一緒にやっていて楽しかったです」と佐藤二朗との共演が印象的だったと答えた。
映画「バイオレンスアクション」は8月19日(金)より全国公開。