橋下徹氏 日本維新・松井一郎氏の代表辞任意向にコメント「松井さんは人望がありすぎて…」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が10日、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー」(後7・58)に生出演。日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(58)が参院選後に代表を辞任する意向を表明したことにコメントした。

 松井氏は第26回参院選の投開票である10日、大阪市内の同党開票センターで行われた会見で、「引退を決めている人間が、いつまでも党のトップにいるというのもおかしい話。参院選が終わったら、次の代表にしっかり引き継ぎたい」と語った。松井氏は創設者・橋下氏の政界引退後、日本維新の会と大阪維新の会の代表を引き継ぎ、党を率いてきた大黒柱だった。

 番組では辞任表明を伝え、キャスター・宮根誠司から「松井さんは、もともとこれが最後だって言っていましたからね」と振られた橋下氏は、「僕が2015年に(政治家を)辞めた時に一緒に辞めるって言っていた」と回顧。「党内の中で僕は人望がなくてそのままスッって辞めたんですけど、松井さんは人望がありすぎて辞められなかったんですよ」と明かした。「だからここまで7年間、ある意味延長してやってきたというところで。ここで終了なんでしょうね」と話した。「橋下さんは嫌われていた?」との確認に、「ええ、嫌われていました」と応じていた。

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