元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が16日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に生出演。街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相について語った。
橋下氏は「政治家ですから賛否両論あるし、批判する人たちも当然います」とした上で「個人として言わさせていただくと本当に残念だし、こういう最後の人生の締め方っていうのは悔しいだろうなというふうに思います」と慮った。
だが、続けて「だけど安倍さんの事件とは別に、今(旧)統一教会の問題がメディアに取り上げられてるから、(旧)統一教会の問題はしっかり見ていかないといけない。やっぱり問題あるなというのは、どんどんいろんな事実分かってきたんでね。これと政治とのかかわりっていうのは、これからメディアはそこを中心にきちっとやっていくべきだと思いますよ」と論じた。
安倍元首相は同番組に2020年6月20日の総理在位中に出演している。橋下氏は「後で聞いたら一番体調を崩されてたとき」と明かし「政治家としては人をまとめる力が一番重要。僕なんかより深い付き合いをしている人はたくさんいたと思うんだけど、安倍さんは(共演時の映像を指しながら)こういうかたちの人付き合いをずっといろんな人にやってたんでしょうね。外国の指導者に対しても。だからああいうメッセージが出てきたんだと思います」と惜しんだ。