タレント、榊原郁恵(64)が2日、東京・浅草公会堂で行われたお笑いライブ「徹座7 THE FINAL」の座長代理を務めた。
昨年11月に他界した夫の俳優、渡辺徹さん(享年61)が生前プロデュースし、大切に続けてきた公演で、ますだおかだ、サンドウィッチマン、ナイツら徹さんを慕ったお笑い界の豪華な面々が集結。笑いあり、涙ありで、最後に徹さんのヒット曲「約束」を大合唱して感動のフィナーレを迎えた。終演時間を1時間以上もオーバーする大盛り上がりだった。
郁恵は「徹さんは子供の頃、父親に連れてきてもらった浅草で開催できて、すごく喜んでいると思います。どこかで絶対に見守っていたはず。気持ちよく成仏してくれる」と大感激し、共演芸人たちに感謝した。
応援サポーターを務め、落語を披露した長男の俳優、渡辺裕太(34)も「父親があそこの席で笑って見ていると思いながらやらせていただきました」としみじみ。
7回目で最後の公演と銘打ったが、サンドウィッチマンの伊達みきお(48)が「三回忌、七回忌、十三回忌にやりましょうよ」と呼びかけた。その言葉に郁恵は「皆さんの大きな絆を持っていくことが大きなテーマでしたから、そうですね…」と、うなずいていた。