俳優梅沢富美男(73)が11日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。自民党和歌山県連による“過激ダンスショー懇親会”問題についてコメントした。
番組では、会合でダンサーに口移しでチップを渡し、尻を触っていた参加者もいたことなどを伝え、参加した自民党青年局の藤原崇局長と中曽根康隆局長代理が辞任し、会見した様子を伝えた。藤原氏は記者に女性ダンサーの身体に触っていたかなどを問われ、「当時の記憶の中では触っていない」と答えていた。
MCのフリーアナウンサー宮根誠司が会合をめぐり「ぶっちゃけね、もう個々人で別れてそういうお店に行きたい人は行きゃよかったんです」と梅沢に語りかけると「行きゃいいんですよ。2次会で行きゃいい。自分の金を使って行きゃ何も文句を言われることはない」と述べた。続けて「なんであそこのホテルに。ホテルも知ってますからね。ホテルの人たちも。来るんですから。そういうダンサーがいらっしゃるっていうのをわかって、やらしているわけですから。何人かは知っていると思いますよ」と話した。
さらに藤原氏の会見の受け答えについて「第一おかしいじゃないですか。今の時点で『触っていたという意識はありません』って。お前意識がないのに触った触らないがわからないのか。ん? そんなのが政治家やれんのか? 自分が女の子のお尻触ったり、お札を口に入れて渡すんだろ? それを覚えてないのか? 大した頭でよく政治家になれたなと思って。恥ずかしいと思えよ。記憶にないってことは飛んでるってことだぞ」と怒りをあらわにした。
梅沢の厳しいコメントに対し、読売テレビの報道局解説委員長・高岡達之氏は「あえて今の梅澤さんの厳しいお言葉を私がフォローしますとね、藤原さん自身がそういうことをおやりになったということをお認めになっているわけではないし、その場のどなたかがやったということについて、見たか見てないかということを聞かれている。そこはちょっと私としてはフォローしたいと思います」と話した。