栗栖良依氏 海外でコロナ隔離を経験「現地でリモート診療…薬は一般的な解熱剤など」

 アートプロデューサーで社会活動家の栗栖良依氏が21日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。国内で20日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者が15万2536人となり、1日当たりの過去最多を更新したことに言及した。

 これまでの過去最多だった16日の約11万660人を更新。大阪2万1976人、神奈川1万1443人、愛知1万3628人など30府県で過去最多となり、オミクロン株の新たな派生型「BA・5」への置き換わりによる流行「第7波」の急拡大が止まらない状況になっている。

 栗栖氏は、フランスから日本に帰国する途中、経由地の英国・ロンドンで新型コロナウイルスを発症し、10日間ほど隔離されていたと言い「欧州は完全にノーマスクで活気もかなりあって日常を取り戻している状態なので、だいぶ日本とは違うなというのがありつつ、帰国するために日本では水際対策をしているので、そういうものをクリアして日本に帰国するっていうのが大変だなっていう…(現地出国前72時間以内に実施するPCR検査を)取るのが意外と難しいという」と説明。

 ワクチンは3回接種していると言い、感染の症状について「一番最初はワクチンを打った時の副反応みたいな感じ。頭痛、関節痛など皆さん、副反応の種類は違うと思うんですが。感染しているのかなと思ったら熱が上がって、その後、熱が下がった後に呼吸が苦しいとか、毎日症状が変わっていくというのが今まで体験したことがないのが、風邪やインフルエンザとの違いでした」と話した。

 また、薬について「現地のリモート診療で出してもらったんですけど、出してくれたのは一般的な咳止めや気管支炎のアレルギーの薬とか一般的な薬で、あとは解熱剤とかだったので、特別なコロナ対策用の薬ではなかった。何とか入院せずに帰ってこられました。入院してたら今日まだ(スタジオに)来ていなかったと思います」と体験を話した。

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