松本人志報道を巡る吉本の対応変化は「事実だと認めざるを得ないと判断したのでは」…「サンジャポ」出演弁護士が指摘

 TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)は28日、「週刊文春」が報じているお笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志の性的行為強要疑惑の関連ニュースを取り上げた。

 松本は22日に「週刊文春」の発行元である文芸春秋に対し、名誉毀損による5億5000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めて東京地裁に提訴した。松本が所属する吉本興業は24日に文春報道を受けた法人としての対応などについて見解を公表。昨年12月の初報時点では「当該事実は一切なく」としていたが、事実関係の確認と検証を進めるとした。

 松本が提訴した訴状の内容は明らかになっていないが、番組にレギュラー出演する細野敦弁護士は松本の代理人弁護士のコメントから文春報道の第2、3弾は対象外であることに着目。吉本の対応が変化した理由を「後輩芸人が女性をアテンドするパーティーが行われたことは事実だと認めざるを得ないと判断したのでは」と指摘した。追加で第2、3弾も提訴の対象になる可能性はあるが、細野氏は「吉本は万博も含め政府系の仕事もしている。コンプライアンス、人権尊重に厳しい。事実関係の調査もしているし、結果は記者会見などで説明責任がある」とした。

 提訴は松本個人で行っており、今後、吉本興業が松本に対して損害賠償を請求する裁判を起こす可能性はある。細野氏は「今後の事実関係調査次第だが、松本さんと後輩芸人の行為があったことで、吉本興業が取引先の信頼を失って取引を打ち切られてしまった、という賠償が生じる可能性がある。会社の責任として損害賠償請求権を行使せざるを得ない状態は生じてくる」と解説。松本と文芸春秋との裁判結果に関係なく、「会社(吉本)の調査内で責任を認める可能性はある」とも指摘した。

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