前宮崎県知事でタレントの東国原英夫が18日、TBS「ゴゴスマ」に出演。安倍晋三元首相を銃殺した山上徹也容疑者が、犯行直前に送ったとされる手紙について「ものすごい説得力がある」と語った。
「彼がやったことは絶対に許されないこと」という前提を踏まえ、「山上容疑者の文章を読んで、心象風景に臨場感があるなと思った。ものすごい説得力がある。この文章は心に染みるものがある」と話した。
一つの宗教を介して、山上容疑者の母は「救いでのめり込んでいった」、それに対して、山上容疑者は「憎悪、殺意にのめり込んでいった」と解釈。「じゃあ宗教とは何なんだと、自分に問いかけている」と話した。
その上で、統一教会にメッセージや祝電を送ったと報じられている100人超の国会議員について、「政治家としてどうしてそういう行動を起こしたのか。どういうメッセージを送ったのか、経緯とか自分の思いとかを説明をされるべきなんじゃないか」と要望した。
山上容疑者は、世界平和家庭連合(旧統一教会)を批判するブログを運営している島根県在住の男性に手紙を送っていた。その内容は、旧統一教会に対する長年苦しめられた激しい憎悪がつづられ、一方で、安倍氏に対しては「苦々しくは思っていたが、本来の敵ではない」と記載されていた。