元衆院議員でタレント杉村太蔵(43)が19日、水曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演。昨年10月1日に死去した元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さん(享年79)の政治家としてのすごさについて明かした。
猪木さんは生前、プロレスラーとして北朝鮮やイラクでの「平和の祭典」を開催しただけでなく、政治家としても活動。北朝鮮への数少ない交渉窓口ともなり、橋渡し的役割を何度も果たした。
番組内では10月6日に公開される映画「アントニオ猪木をさがして」の話題に。杉村は「猪木さんの場合は言葉に裏付けされる行動がある。僕は政治家の印象が強い」と語った。
続けて「すごく印象に残っているのは北朝鮮に訪問されて、国会で懲罰になった。ところが、北朝鮮の情勢を知りたいので懲罰動議に賛成した議員が後から次から次へと北朝鮮の情勢を(猪木さんに)聞きにいった。普通だったら懲罰かけたじゃないかと思うところを、快く教えたと。やっぱりすごい政治家だった」と猪木さんの行動を称賛した。