お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(51)が3日放送のテレビ朝日「くりぃむナンタラ」(日曜後9・55)に出演し、ハングリー精神がなくなったことを明かした。
91年に「海砂利水魚」としてデビューし、01年10月にコンビ名を現在の「くりぃむしちゅー」へと改名した有田と上田晋也。有田は売れるまで「徐々に徐々に泥水すすりながら」と厳しかった若手時代だったとした。それでも、現在の芸人としての立ち位置については「トップに近い存在」と自信を持って口にした。だが、「トップが多すぎるから。この世界トップばっかだから」とトップにはなり切れていないとした。
「トップに近い存在」とした有田に「マヂカルラブリー」の村上は「まだ腹ペコですか?まだハングリー精神の気持ちでやられてますか?」と聞いた。これに「ないない」と即答する有田に驚く村上ら。有田は「本当に完全に(気持ちが)切れたね」と落ち着いていると明かした。
いつハングリー精神がなくなったのか聞かれると「50歳くらいで完全になくなった」と振り返る有田は「やる気がなくなったわけじゃないのよ。なんか“どうやるべきだ?”とかは考えない」と補足した。
また村上から「ダウンタウン超えるんだ!みたいな」と野望を聞かれるも、有田は「ダウンタウン超えるんだ!なんて、23歳くらいで“ダウンタウン超えよう”はやめた」と明かして笑わせた。