ヤクルトやメジャーで活躍した五十嵐亮太氏(44)が14日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。エンゼルスからFAとなった大谷翔平選手の移籍先について言及した。
番組では移籍先として西地区、東地区どちらがオススメかをテーマにトークを展開。メッツ、ブルージェイズ、ヤンキースといずれも東地区でプレーした五十嵐氏は「東地区は寒いですよ、やっぱり。開幕した時はたまに雪とかありますから。ファンも熱狂的で西とはちょっと違った雰囲気がありますよね」とした。
そして、大谷選手には西地区が合うとし、その理由について「どの球団に移籍してもほとんど変わらずプレーできる」と語り「(東地区は)四季がある。夏があって秋があるので気持ちよさがあるので、そういったところは感じられる。西は比較的温度も変わらずシーズン通してやっていけるので、どっちが好きか、やりやすいかってところですけど、西でやってた選手は東に行ったらちょっとビックリするかもしれない」とした。
ただ、気候の特徴として東地区は湿度が高く、ボールが指にかかりやすいため、変化球もよく動く「投手有利」とし、西地区は乾燥しているのでボールがよく飛ぶ「打者有利」とも紹介。五十嵐氏自身も現役時代は「投手は乾燥は本当に気になるんですよね。僕らの時はこそっとね、ボールが滑らないように細工はしてたんです」と告白。「当時やってる人は多かった。そういうのがあったから今は“やめましょう”って審判もチェックするじゃないですか。それがない西地区で乾燥してるとこのボールって本当に滑るんです」とも語った。
オススメ球団を尋ねられると「オススメはないです。金額がいいところがいいかなと思います」ときっぱり。「それが選手の評価ですから、それがあるから頑張ろうって。それが評価だと思いますからね」と意見を述べた。